釈迦道VS中国IT社長 激闘!!連絡待ちが続いている・・・汗

第2話 最初の敵(ターゲット)現る。

日記

騒がしい事務所での作業はそこそこに、電車を乗り継ぎ千葉の物件を下見に来た。

今回の不動産取引価格は約2億。

2億というと大金に思えるが、不動産の世界では驚く金額ではない。寧ろ、俺がこれから狙うクラスからすると、中の下くらいの価格。2億の取引で得られる会社の利益は約500万。5000万の目標に対して10%。

ものは1棟のRCマンション。築20年位で、ワンルームが15戸くらいある。最寄り駅からは徒歩10分くらい。今現地を見る限り、可もなく不可もない物件だ。室内はいかにも1人暮らしの男性が住みそうな、18平米くらいの小さな空間、洗濯機はミニキッチンに付帯していた。

まず俺なら借りないな。笑

そんなことを考えながら現地写真を50枚ほど撮り、駅前の日○屋で餃子定食を食べた。

私から見るとごくごく普通の物件に見えたわけだが、片道1時間かけて千葉まで下見に来たのには理由がある。

実はこの物件、既に買う可能性がある、最初のターゲットがいる。

そう、それが俺の今期最初のターゲットを仕留める物件、というわけだ。

明日の午後、晴海で彼と打ち合わせ予定。彼は2週間前にこの物件を先に見ており、気になっているらしい。既に銀行にも打診済み。電話でやりとりし、まずは明日、打ち合わせすることになった。そのために、俺も一度現地確認しにきた、というわけだ。

彼、と言ったが、まだ一度も会ったことはない。

この手の話でまず気をつけないといけないのは、

買えるやつか、買えないやつかの判断

不動産は金が引っ張れない奴は買えない。買うためにはまず個人の属性が不可欠。これを怠り客の言うがまま対応していると酷い目に遭う。

蓋を開けると融資が組めないのだ。買える客、買えない客見定めてから動くことは不動産営業の鉄則なのだ。

改めて今回のターゲットを紹介しよう。

彼の名は、文徳周(仮名)。

文氏は中国系IT系の会社のトップである。ネットで調べると顔写真まで出てくる。有り難い時代だ。

電話で何度か話した印象だが、日本には30年いるようで、日本語堪能。日本人より日本語が丁寧。そして言葉の節々から感じるオーラは、

ただものではない。

改めて調べると日○新聞にも特集されていた。新進気鋭の社長として、日本大手と次々に提携し、ここ数年で数十億規模まで会社を成長させているそうだ。

年齢は40代前半だろうか。ビジネススキルは相当心得ているだろう。簡単に勝てる敵ではなさそうだ。

このレベルになると、生半可な知識、駆け引きでは通用しない。隙を見せればつけ込まれ、カマをかけられる。

そんな経験は俺も嫌なほどしてきた。そして、二度と彼と会う機会はなくなる。見切るのも早いのだ。一戦必勝で戦わなければ、この勝負勝ち目はない。

ただ、俺にもアドバンテージがある。実は、

この物件は私しか扱えない。

この物件、表には殆ど出していない、売りのグリップが効いている物件、つまり専任物件なのだ。

そうなると対等、相手がいくら強大でも、この戦いはやれる。

そんな気持ちが増してきた。

ちなみに文氏はこの物件から2駅隣に住んでいるらしく、多少地縁があるそうだ。俺には少し寂しい街並みの印象を受けたが、彼の見立ては少し違うようで、この勝負そこに乗らない手はない。

彼は間違いなく億の金を持っているだろう。最初の電話でそう感じた。ならば全て吐き出してもらおうか!

彼はまだまだ買えるぞ…

中国人は日本人よりもクレバーだ。他国に不動産を買うとなれば当たり前かもしれないが、指値の交渉も大胆だ。2割3割の値引き要求は当たり前のようにしてくる。たとえその物件がどうしても欲しくてもだ。

それが彼らの戦略。ダメ元でも必ず仕掛けてくる。

ここで大切なことは、きっぱりと断ること。一ミリの期待ももたせないこと。

逆に彼らは買うと決めたら買うのだ。この点においては日本と比べのにならないほどの決断力がある。一言言うだけで安くなれば、彼らの思う壺。御の字。そういう思考回路が本能的に備わっているのだ。そして断ると次は、手数料の値引きを言ってくる。これも想定内。

他社では値引きしてもらえた、これからも付き合っていきたいから。そんな言葉が常套文句…

これを買わせない営業は

奴隷。

今かける内容はここまで。会社に戻ったら戦略を立てる。彼に勝つための戦略を。

明日の打ち合わせがどうなるかは分からないが、この勝負必ず食える。食わなきゃダメだ。

俺が頂点に立つために、まずは必ず彼を食う!

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