釈迦道VS中国IT社長 激闘!!連絡待ちが続いている・・・汗

【体験談】競馬を始めた日 ~ダービーまさかの結末~

ギャンブル依存症

前回の続きです。

【体験談】大学生になり手を出した競馬
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会長はまたトイレに行った。

とりあえず、私は入口でもらったパンフレットを何気なく見ていた。”ダービー特別仕様”でカッコいい。カラー表紙で、最初のほうに注目馬の情報も数ページ載っていた。

データ:日本ダービーは一番人気が10年間勝っている。

その記事が目に飛び込んできた。正確に覚えていないので、実際の内容は違ったかもしれないが。。。

私は、「10年間も1番人気が勝ってるって、もはやこれ鉄板じゃん!」

その瞬間、平静を保つ糸がプチンと切れた。

会長のトイレは長そうだ。ビールの飲み過ぎだろ!彼を待たず、急いでATMに向かった。

「せっかく競馬場まできたんだ、数万円賭けなきゃ。パチスロでも数万なんて普通に負けるわけだし!」一気に思考回路が変わっていた。

私は現金を4万円引き出した。昨日入ったばかりの奨学金。このお金が無くなると、今月の生活はかなり苦しくなる。

「手持ちの1万円と合わせて、5万円。みんなには内緒でぶち込もう。」

そう思った。

2006年日本ダービー

ところで、この年のダービー馬を覚えている方はいるだろうか?

今回改めて当時のデータを調べてみた。

天気は晴れ、18頭のフルゲート。人気は割れていた。所謂、主役不在のレース。今思えば、珍しいダービーだったのかもしれない。

そして、私が買った馬券…

メイショウサムソン 石橋守 3.8倍 一番人気 単勝5万円

この馬を選んだ理由。。。

一番人気だったから。

ただそれだけ。オッズは見ていなかったが、この時は1.1倍でも一番人気を買おうと思っていた。これは1番人気が来るレース。たださっきみたパンフレットのデータに従った、直観。

今思うと、騎手が”石橋守”。今ならダービーでは絶対買えない騎手(引退しているが)。研究していたら間違いなく避けたのだろう。最終的に一番人気で3.8倍もついていたのは、騎手の不安要素だったと思う。

生演奏だったかは忘れたが、どこからかファンファーレが流れてきた。掛け金を増やすと、これまでの緊張感とは比べ物にならないほど緊張した。

私はゴールする瞬間を見たいと思い、地上に出てきたが、ギュウギュウで一歩も身動きとれなかった。会長ともさっきのトイレではぐれてから連絡は取っておらず、一人で観戦することになった。

レースが始まった!もの凄い歓声!

・・・だが、私は人混みに潰れ、馬なんてこれっぽっちも見えない!2400mのレースは約2分半。とにかく叫んでみた。

「いけー!いけー!!」

声はかき消されるので、恥ずかしさはなかった。だが、相変わらず馬は全く見えない!

人混みの間から、少しだけ電光掲示板が見えた。

第4コーナー、多分その辺にいる!

「わたしのメイショウサムソンちゃんはどこ??」

私は目がかなり悪いので、電光掲示板では馬の判別などできなかった。

そして、あっという間にゴール!

したようだ。笑

「思い描いていた競馬デビューがこれか。」

まずその感覚。そして、

「馬見えないじゃん(笑)!」

そう思った。30秒ほどすると、少しずつ人が散り始めた。スペースも出来たので、さらに人混みをかき分け、ゴール前に向かった。

メイショウサムソン 1着

多分当たった。

興奮して心臓が飛び出るかと思ったが、まずは震える手で馬券を見直した。

単勝5万円。確実に買っている。

当たった。

急いで、払い戻しの機械に並んだ。初めての払い戻し、シャカシャカと3秒くらい音がして、お金が出てきた。

19万円。

折りたたみの財布を使っていたのだが、財布が閉まらなくなった。。。

これが私の競馬デビューの全てです。

デビューで大勝したのは、パチスロのデビューと同じだった。

【体験談】これが私のギャンブル人生のはじまり。
私が初めてパチンコ屋に入ったのは高校卒業後すぐ。当時18歳だった。その記憶を思い出してまずは記事にしよう。 私はその後15年もの間、ギャンブルに侵された。脳を侵食された。そう思っている。どんなに都合よく解釈しても、これだけ...

今思い返すと。

こうやって振り返ると、ビギナーズラックというものはある。

十数年ギャンブルを続けたからそれがわかる。”運”ということではない。初心者のころの単純な思考というが、ギャンブルをやればやるほど薄れていった。一生懸命、パチンコ台を選んだり、馬を選んだり。。その時間が楽しかったのは確かだが、それによって勝率が上がったていったかというと、むしろ下がった。

「サンクコスト」

この言葉をご存じでしょうか?時間をかけたことに対して、人間は無意識のうちに自信や確信を持ってしまい、そのことにかけた時間に対する対価を得たいと考える。つまり、考える時間、調べる時間が多くなるほど、無謀な勝負や、大きな勝負に挑みやすくなる。

これだと思う。

「ギャンブル依存者は一日にしてならず」

取り返そう、そう思うことは、ギャンブル依存の典型。ギャンブルは恐ろしい。一度足を突っ込んだら抜けられない沼。

結局その日、20万当たったことは、誰にも言わず黙っていた。

心のどこかで、「言ったら奢らされる」という小さすぎる自分がいた。

稼いだ金は、1万円でも他人にために使いたくない。そもそもパチスロでは負けているから、余裕もなかった。

余談だが、会長は外していた。使った金は3000円だったという。

そして私の20万は、1週間後にはパチスロの肥やしとなって消えたのであった。。。

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